Excelで年月日を入力・表示する方法と書式設定の使い方

Excel で年月日を入力・表示する方法と書式設定の使い方について解説します。この記事では、Excel の日付入力方法、日付の表示形式の変更、日付を用いた演算、日付に基づいたデータの並べ替え、条件付き書式の設定などについて詳しく説明します。

Excel では、日付を入力する方法は主に 2 つあります。1 つはセルに直接日付を入力する方法、もう 1 つは 日付関数 を利用する方法です。日付の表示形式を変更するには、セルの 書式設定 を利用します。日付の表示形式を変更することで、年月日を任意の形式で表示することができます。

また、Excel では日付を用いた演算も可能です。日付間の日数を計算することができます。日付に基づいたデータの並べ替えも可能で、データタブ の並べ替え機能を利用します。日付に基づいた条件付き書式を設定することで、特定の日付範囲内にあるデータを強調表示することができます。

📖 目次
  1. Excelで年月日を入力する方法
  2. Excelで年月日を表示する方法
  3. 書式設定を利用した日付の表示形式の変更
  4. 年月日を用いた演算と日付間の日数の計算
  5. 年月日を含むデータの並べ替え
  6. 年月日に基づいた条件付き書式の設定
  7. カスタム日付形式の作成と設定
  8. 日付として認識されないデータの変換方法
  9. まとめ
  10. よくある質問
    1. Excelで年月日を入力する方法は?
    2. Excelで年月日を表示する書式設定は?
    3. Excelで年月日を入力したセルの書式設定を変更する方法は?
    4. Excelで年月日を入力したセルの書式設定を他のセルに適用する方法は?

Excelで年月日を入力する方法

Excelで年月日を入力するには、セルに直接日付を入力する方法と、日付関数を利用する方法があります。直接入力する場合、セルに「YYYY/MM/DD」や「YYYY年MM月DD日」の形式で日付を入力します。例えば、「2022/07/25」や「2022年7月25日」と入力すると、Excelは自動的に日付として認識します。

一方、日付関数を利用する場合、=TODAY()=NOW()などの関数を使用して現在の日付や時刻を取得することができます。また、=DATE(年, 月, 日)関数を使用して、特定の日付を入力することもできます。例えば、=DATE(2022, 7, 25)と入力すると、2022年7月25日が入力されます。

日付の入力形式を設定するには、ホームタブ数値グループにある日付のドロップダウンメニューを利用します。ここで、日付の表示形式を変更することができます。また、カスタム日付形式を作成することもできます。

Excelで年月日を表示する方法

Excelで年月日を表示する方法は、セルの書式設定を利用することで実現できます。セルに日付を入力した後、ホームタブの数値グループにある日付のドロップダウンメニューから、希望の表示形式を選択することができます。たとえば、YYYY/MM/DD形式やYYYY年MM月DD日形式など、さまざまな表示形式を選択できます。

また、日付の表示形式をカスタマイズすることもできます。セルの書式設定を変更することで、任意の表示形式を設定することができます。たとえば、YYYY/MM/DD HH:MM形式で日付と時刻を表示することもできます。

Excelでは、日付として認識されないデータを日付形式に変換する方法もあります。たとえば、テキスト形式で入力された日付データを、日付形式に変換することができます。これは、データの整理や分析を行う際に便利です。

書式設定を利用した日付の表示形式の変更

Excelで年月日を入力・表示する際、表示形式を変更する必要がある場合があります。書式設定を利用することで、日付の表示形式を簡単に変更することができます。セルを選択し、ホームタブの数値グループにある日付のドロップダウンメニューをクリックすると、さまざまな日付形式を選択することができます。

また、カスタム日付形式を作成することもできます。日付のドロップダウンメニューの下部にあるその他の日付形式を選択し、表示形式を設定することができます。たとえば、YYYY/MM/DDYYYY年MM月DD日などの形式を設定することができます。

日付の表示形式を変更することで、データの見やすさを向上させることができます。また、日付の表示形式を統一することで、データの整理性を向上させることもできます。Excelの書式設定機能を利用することで、日付の表示形式を簡単に変更し、データの見やすさと整理性を向上させることができます。

年月日を用いた演算と日付間の日数の計算

Excelでは、年月日を用いた演算が可能です。日付間の日数を計算するには、単純に日付を引き算するだけで済みます。たとえば、セルA1に「2022/01/01」という日付があり、セルA2に「2022/01/15」という日付がある場合、セルA3に「=A2-A1」と入力すると、日付間の日数が計算されます。

このように、年月日を用いた演算は、日付間の日数の計算や、日付の加算・減算などに役立ちます。また、NETWORKDAYS関数やWORKDAY関数を利用することで、平日や休日を考慮した日付間の日数の計算も可能です。

日付間の日数の計算は、DATEDIF関数を利用することで、より簡単に実行できます。この関数は、日付間の日数、月数、年数を計算することができます。たとえば、セルA1に「2022/01/01」という日付があり、セルA2に「2022/01/15」という日付がある場合、セルA3に「=DATEDIF(A1,A2,"D")」と入力すると、日付間の日数が計算されます。

年月日を含むデータの並べ替え

Excelで年月日を含むデータを並べ替えるには、データタブの並べ替え機能を利用します。並べ替えを行うには、まずデータを選択し、データタブの並べ替えボタンをクリックします。並べ替えダイアログボックスが表示されます。ここで、並べ替えの基準となる列を選択し、並べ替えの順序を指定します。

年月日を含むデータを並べ替える場合、日付の形式に注意する必要があります。Excelでは、日付の形式が正しく設定されていない場合、並べ替えが正しく行われない可能性があります。したがって、日付の形式を確認し、必要に応じて書式設定を変更する必要があります。

並べ替えを行った後、データは指定した順序に並べ替えられます。必要に応じて、さらに並べ替えを行うこともできます。Excelの並べ替え機能は、年月日を含むデータを効率的に管理するのに役立ちます。

年月日に基づいた条件付き書式の設定

条件付き書式を使用すると、特定の日付範囲内にあるデータを強調表示することができます。例えば、期限が近づいているタスクを強調表示したり、特定の日付以降のデータを強調表示したりすることができます。

条件付き書式を設定するには、まずデータを選択し、ホームタブのスタイルグループにある条件付き書式ボタンをクリックします。次に、新しいルールを選択し、式を使用して書式設定するを選択します。ここで、日付を含む式を入力し、書式設定を選択します。例えば、=TODAY()+7 と入力すると、今日の日付から 7 日以内にあるデータが強調表示されます。

条件付き書式を設定すると、データが自動的に更新され、条件に合致するデータが強調表示されます。条件付き書式は、データの分析と可視化に役立ちます。

カスタム日付形式の作成と設定

Excelで年月日を入力・表示する際、カスタム日付形式を作成して設定することができます。カスタム日付形式を利用することで、年月日の表示形式を自由に設定することができます。たとえば、年月日を「YYYY年MM月DD日」という形式で表示したい場合、カスタム日付形式を利用して設定することができます。

カスタム日付形式を作成するには、セルの書式設定を利用します。セルの書式設定を行うには、セルを選択し、ホームタブの数値グループにある「日付」のドロップダウンメニューをクリックします。ドロップダウンメニューから「カスタム日付形式」を選択し、カスタム日付形式の設定画面が表示されます。

カスタム日付形式の設定画面では、年月日の表示形式を自由に設定することができます。たとえば、年月日を「YYYY年MM月DD日」という形式で表示したい場合、「YYYY年MM月DD日」と入力します。カスタム日付形式の設定が完了したら、「OK」をクリックして設定を適用します。

日付として認識されないデータの変換方法

Excelで年月日を入力・表示する際、データが日付として認識されない場合があります。このような場合、データを日付形式に変換する必要があります。日付として認識されないデータを変換するには、TEXT関数DATE関数を利用する方法があります。

たとえば、セルA1に「2022.01.01」というデータがあり、これを日付形式に変換したい場合、次の式を使用します。

=DATE(LEFT(A1,4),MID(A1,6,2),RIGHT(A1,2))

この式では、LEFT関数MID関数RIGHT関数を使用して、データを年、月、日に分割し、DATE関数を使用して日付形式に変換しています。

また、TEXT関数を使用してデータを日付形式に変換することもできます。たとえば、次の式を使用します。

=TEXT(A1,"yyyy/mm/dd")

この式では、TEXT関数を使用してデータを日付形式に変換し、"yyyy/mm/dd"という書式設定を適用しています。

まとめ

Excelで年月日を入力・表示する方法は、基本的にはセルに直接日付を入力する方法と、日付関数を利用する方法があります。日付の入力形式を設定することで、日付の自動認識が可能になります。たとえば、「2022/01/01」と入力すると、Excelは自動的に日付として認識します。

日付の表示形式を変更するには、セルの書式設定を利用します。ホームタブの数値グループにある日付のドロップダウンメニューから、さまざまな日付形式を選択できます。また、カスタム日付形式を作成することもできます。たとえば、「yyyy/mm/dd」という形式を作成すると、日付を年/月/日形式で表示できます。

年月日を用いた演算も可能で、日付間の日数を計算することができます。たとえば、「=今日の日付 - 開始日」という式を使用すると、開始日から今日の日付までの日数を計算できます。また、年月日に基づいた条件付き書式を設定することで、特定の日付範囲内にあるデータを強調表示することができます。

よくある質問

Excelで年月日を入力する方法は?

Excelで年月日を入力する方法は、セルに直接入力する方法と、日付関数を使用する方法があります。直接入力する場合は、「yyyy/mm/dd」や「yyyy年mm月dd日」の形式で入力します。日付関数を使用する場合は、「=TODAY()」や「=DATE(yyyy,mm,dd)」などの関数を使用します。ただし、直接入力する場合は、入力した日付が日付形式として認識されるように、セルの書式設定を確認する必要があります。

Excelで年月日を表示する書式設定は?

Excelで年月日を表示する書式設定は、セルの書式設定で行います。セルの書式設定では、標準形式カスタム形式日付形式などを選択できます。日付形式を選択すると、年月日を表示するためのさまざまな形式を選択できます。たとえば、「yyyy/mm/dd」や「yyyy年mm月dd日」などの形式を選択できます。また、カスタム形式を選択すると、任意の形式で年月日を表示できます。

Excelで年月日を入力したセルの書式設定を変更する方法は?

Excelで年月日を入力したセルの書式設定を変更する方法は、セルを選択し、ホームタブセルの書式設定ボタンをクリックします。セルの書式設定ダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスで、日付形式を選択し、任意の形式を選択します。選択した形式が適用され、セルの書式設定が変更されます。

Excelで年月日を入力したセルの書式設定を他のセルに適用する方法は?

Excelで年月日を入力したセルの書式設定を他のセルに適用する方法は、書式設定をコピーする方法と、書式設定の繰り返しを使用する方法があります。書式設定をコピーする場合は、セルを選択し、コピーボタンをクリックします。次に、書式設定を適用するセルを選択し、貼り付けボタンをクリックします。書式設定の繰り返しを使用する場合は、セルを選択し、ホームタブ書式設定の繰り返しボタンをクリックします。書式設定が適用されます。

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